ほぼ100%輸入に頼っている原油ですが、日本に到着する原油価格(CIF価格)は大変不安定です。
2009年エネルギー白書から作成。
Googleドキュメントの元データはこちらです。
不安定な原油価格。ドルベースの原油価格はこちらから。
原油価格は1973年の第1次オイルショック、1978年の第2次オイルショック後急騰しましたが、1980年半ばには省エネルギー化が進んで石油需要が鈍化したのと、北海、メキシコなど非OPEC産油国の生産能力増加で、かなり安くなりました。
しかし、近年は世界的原油価格の高騰を受け、2008 年8 月には名目月間平均価格で初めてkℓ当たり9万円を超えました。しかし、その後価格は低下し、2009年1月には3万円を切りました。
このような大幅な原油の価格変動は、ほぼ100%輸入に頼っている日本にとっては重要な問題です。
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