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バイオ燃料製造コストを大幅に削減

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アサヒビールがバイオ燃料の製造コストを数十分の一にできる技術を開発した。詳細はこちらから。

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)の「食の基盤技術研究所」は、セルロース(植物繊維・細胞壁の主成分)を糖に分解する酵素「セルラーゼ」につき、低コストで生産する技術を世界で初めて開発することに成功いたしました。この研究内容については、9月23日(水)~25日(金)に開催される第61回日本生物工学会大会にて発表します。

「セルラーゼ」は、稲わら、麦わらといった未利用資源に含まれるセルロースを糖に分解するために使用されている酵素であり、食品加工分野やエネルギー分野を中心に、世界的に市場が拡大しています。特に地球温暖化対策として注目されているバイオエタノールの製造において需要が拡大しており、世界中で低コストで大量に製造するための研究開発が行われています。

セルロースはそのままの形では用途が限られ、多くは利用されずに廃棄・燃焼されるなどの処理をされてきました。一方でセルロースを分解する「セルラーゼ」の用途範囲は幅広く、様々な産業用途が期待されてきました。しかし、従来技術では「セルラーゼ」の高コストが最大の課題であり、用途拡大と普及への足かせとなっていました。

今般、「食の基盤技術研究所」では、セルロースを分解する酵素「セルラーゼ」を従来の数十分の一程度の低コストで生産する技術を開発しました。この技術は、アサヒビール(株)が初めて開発に成功した方法で、特許も取得済です。通常、酵素生産の培地としてブドウ糖や乳糖などを使用しますが、今回開発した技術では、使用済みのOA用紙や新聞紙、ダンボールなどの古紙を培地として使用。古紙に硫酸アンモニウムと水を加えた培地にカビの一種を植えることで、酵素「セルラーゼ」を多量に生産することが可能となりました。この方法で製造した酵素「セルラーゼ」を用いることにより、セルロースが速やかに糖に分解されることも確認しております。

本技術では、オフィスや家庭などで大量に発生する使用済みのOA用紙や新聞紙、ダンボールなどを用いて、低コストで酵素「セルラーゼ」の生産が実現できることから、現在注目されているセルロースを含む未利用資源からのバイオエタノール製造等への適用が期待できます。

アサヒビールニュースリリース2009年09月25日から引用

バイオ燃料は石油に替わるエネルギー源として注目を集めているが、原材料がトウモロコシなどの農作物を使う場合は、食料価格の高騰や飢餓問題などを抱えていた。
この技術が実用化されれば、原材料の調達の問題はほぼ解決でき、日本国内でも生産できるようになる。ぜひ早期の実用化を望む。

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