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会社、NPOの小水力発電を環境省が支援

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いまでは全発電量のわずかしか占めなくなった水力発電であるが、河川の多い我が国では規模の大きくない発電所はまだまだ可能性がある。
最近発電時にCO2を排出しないとして原子力発電が注目を集めているが、発電所の建設、燃料の輸送などを含めたライフサイクル全体で見た場合、原子力が1kWhあたり22〜25gのCO2を排出するのに対し、水力発電は11gと非常に少ない。(資源エネルギー庁、原子力政策について、23ページより)
また、水力発電の水車・発電効率は、80~90%程度あり、火力発電(熱効率は40~50%程度)に比べ約2倍にもなっており、非常に効率が良い発電方法である。(NEDOマイクロ水力発電導入ガイドブック、6ページより)
大規模な水力発電施設は立地場所、予算などで新規に作るのは困難であるが、河川や農業用水を利用した小水力発電はまだまだ開発の余地がある。
なにより小水力発電は、発電場所と消費場所が近く、地元密着型で地域の特性にあった使い方が出来るところが魅力だ。

環境省は2010年度から、河川や農業用水などを利用した小水力発電を推進するため、住民の参加を得ながらそうした設備を設置するNPOや会社を支援する。発電時に排出される二酸化炭素(CO2)が極めて少ないのが小水力発電。その電力の使い道を住民が決めるなど、市民参加型設備の普及を促すことで、地球温暖化問題などを身近に感じてもらうのが狙いだ。10年度の事業費は4億円を見込んでいる。小水力発電は、例えば河川に支流を造り、再び本流と合流するときの高低差を利用して発電するといった仕組み。同省はクリーンエネルギーとして普及に力を入れいる。しかし、出力1000キロワットの設備を設置するには約12億円が必要とされ、高額費用が普及を妨げている。
支援事業では小水力発電設備を設置する民間団体に対し、費用の2分の1を補助。初期投資費用を抑えることで、設置を促す。

北海道新聞2009年9月20日朝刊4面から一部引用

関連リンク:市民参画型小水力発電推進事業

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