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液晶テレビから希少資源を回収、イトムカ鉱業所

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今後ますます増えてくる液晶テレビだが、当然捨てられるものも増えてくる。特に地デジに移行する2011年7月には古い液晶テレビが大量に捨てられるのは間違いないであろう。
液晶テレビのバックライトは蛍光灯が主流だが、蛍光灯には水銀が使われており、安全に資源回収数する技術が必要だ。
水銀以外にも希少金属が含まれており、確実な回収が必要だ。
国内で唯一の水銀リサイクル企業の野村興産(東京)の北見イトムカ鉱業所(北見市留辺蘂町"るべしべちょう")が、液晶テレビのリサイクルに本格的に乗り出したのは時代の必然だろう。
2011年度中の事業化を目指しているとのことだが、7月の大量廃棄に備えて貴重な資源が無駄にならないように確実に行ってほしい。

国内唯一の水銀リサイクル企業、野村興産(東京)のイトムカ鉱業所(北見市留辺蘂町)が、液晶テレビの部品をリサイクルする技術開発に本格的に取り組み始めた。早ければ2011年度中の事業化を目指す。テレビの主流が液晶などに移行したのを受け、将来の廃棄増加に備える。同鉱業所は「国内でも先駆的な取り組み」と見ており、軌道に乗れば新たな事業の柱に成長する可能性もある。

液晶テレビの多くには、液晶を裏側から照らすバックライトと呼ばれる直径1〜4ミリ程度の細い蛍光灯が十数本から二十数本組み込まれている。液晶テレビの増加でバックライトの生産も急増。日本電球工業界によると、国内の生産量は01年の約1億5千万本から06年には約6億2千万本となった。

将来、バックライトの廃棄増が予想されるため、イトムカ鉱業所は独自の処理方法を応用したリサイクル技術の開発を本格的に始めた。

使用済み蛍光灯などから水銀を回収する技術を活用し、バックライト内部に封入された水銀を再資源化する。ガラス材は通常の蛍光灯と成分が異なるため新たな処理法を開発し、グラスウールなどにリサイクルする。

また、バックライトには、産出量の大半を中国が占めるテルビウムやユーロビウムなど貴重な資源も含まれており、これらの回収と再資源化も目指す。

去年から基礎研究に入り、現在は試験設備の構築などを進めている。昨年8月に受けた全国中小企業団体中央会の補助金を含め、これまでに約8千万円を投資。安藤直樹所長は「バックライトは宝の山。そのリサイクルは将来、大きな事業になる」と期待している。

同鉱業所はもともと水銀鉱山で、現在は国内で唯一、使用済みの蛍光灯や乾電池から水銀などを回収、再資源化するリサイクルネットワークを構築。野村興産によると08年度は蛍光灯は全国約710の自治体から約8100トン、乾電池は約860の自治体から約1万4千トンのリサクルを受注した。

北海道新聞2010年3月6日朝刊1面から引用

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