藻などからジェット燃料を作り出す研究は海外では数年前から行われているが、日本でも新日本石油と日立プラントテクノロジーが研究を本格化し始めたようだ。
研究所レベルでは既存のジェット燃料と変わらない程度までの品質のものができているようであるが、培養にかかるコストが実用化を阻んでいるようだ。
今回の取り組みは大量培養のノウハウを持っているユーグレナが共同研究するとしており、コスト的にも相当の期待を持てると思う。
石油資源をほとんど全て輸入に頼っている我が国であるので、この研究はぜひとも成功してもらいたいものだ。
新日本石油と日立プラントテクノロジーは27日、ミドリムシを原料としたジェット燃料の製造で共同研究を始めると発表した。実用化に向けて技術開発を進め、2010年度中に事業化の可能性を検討する。
ミドリムシは、ほかの陸生植物に比べ二酸化炭素(CO2)の吸収率が高いとされ、ジェット燃料に活用して航空分野のCO2排出削減に寄与することが期待されている。穀物を原料とする場合と異なり、食用との競合で価格高騰を招く心配がないのも強みという。
新日石によると、全日本空輸と日本航空がバイオテクノロジーによるジェット燃料の開発を要請。共同研究には2社のほか、ミドリムシの大量培養技術を持つベンチャー企業のユーグレナ(東京)が参加する。
北海道新聞2010年5月28日朝刊11面から引用


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